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法被の保管は正しい手入れと収納を

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汗じみで台無しにしてしまわないように注意

法被の保管でやってしまいがちなことと言えば、汗じみです。

洗濯が充分では無いために汗の成分が法被に残ってしまい、そのまま汗じみとなって黄ばんでしまうということは意外と少なくありません。

法被は一年に一回しか着ないということも多いことから、一年越しに黄ばみに気づき駄目にしてしまったというようなことが良くあります。

特に白地の法被の場合は非常に目立ちますし、黒や濃紺などの濃い色でも微妙にシミの輪が目立つといったことがあるので、汗じみを作ってしまうことの無いよう気を付けなければなりません。

洗濯洗剤と共に色柄用の漂白剤を使ってしっかり洗い、汗の成分を残さないようにすることが何よりも大切ですから、よく心得ておきましょう。

法被を着る前夜や当日に出して気づいたとなればもう遅いですから、利用をする際は早めに取り出し問題が無いかを確認することも大切です。

畳み方にも気を付けよう

長期間タンスの中にしまいっぱなしにしてしまうことも珍しくないため、法被はいざ使おうと思って取り出したら畳みジワがすごかった、というようなこともよく起こります。

特に小さくぎゅうぎゅうに丸めて収納しておいたというような場合、出してみたらしわくちゃでとても着られないといった問題も起こりかねませんので気をつけましょう。

法被は幅は身幅と丈ともに広げた時の半分のサイズ程度に収まるようゆったりと畳んで収納するのがベストですから、細かく畳み込んだり丸めたりするようなことが無いよう気を付けてください。

また襟にシワがついてしまうと着た時に非常に格好悪いですから、襟の形を崩さないように注意して畳むということも心得ておきましょう。

タンスにしまう場合も、詰め込み過ぎてシワを作ってしまうというようなことが無いよう気を付けてください。

クリーニングに出すのがおすすめ

収納のために正しく法被を手入れするには、クリーニングに出すのが一番おすすめです。

クリーニングに出せば汗の汚れもしっかり落としてもらえることはもちろん、アイロンをかけて綺麗に畳んで手元に戻してもらえるため、法被にとってはこれ以上無い良い状態で保管できるようになります。

戻ってきた法被をそのままタンスにしまっておけばシミもシワも怖いことはありません。

年に一回しか着ないのにクリーニングに出すのはもったいないと思う人もいるかもしれませんが、年に一回しか着ないからこそ最高の状態でピシっと着こなせるよう保管、収納をしておくことが大切ともいえるので、間違いのない確かな手入れを施すことをおすすめします。

家庭でしっかり洗濯やアイロンがけをしたのにシミやシワを作ってしまったというようなことはよくありますから、法被についても礼服などと同様に一張羅として扱い特別な手入れを施すようにしてください。

湿気と防虫対策もしっかりと

法被を保管する場合には、保管するまでの手入れはもちろんのこと、保管中に法被に害になるものについても注意が必要です。

湿気の多いところに収納をしておけば当然カビが発生しますし、虫がわけば法被をボロボロにされてしまうこともあるので気を付けなければなりません。

タンスにしまう際には必ず湿気のこもらない換気の良い場所に、またしまう引き出しには防虫剤を一緒においておくようにしてください。

カビで汚れてしまったり嫌な臭いがついてしまったとなれば台無しですし、虫がついてしまえば当然気持ち悪くて着る気にはなれません。

再度洗濯をし直さなければならないとなると面倒ですから、出した時に手間がかからないようきちんと対策をして収納しておきましょう。

また防虫剤については、匂いがあるものを利用すると一年かけて法被にしっかり匂い付けすることになるので、この点についても気を付けてください。

防虫剤の匂いがついた法被ではやはり様になりませんので、基本的には無香料のものを利用するのをおすすめします。

色褪せにも気を付けて

法被の収納でうっかりやってしまいがちなことというのが、光による色褪せです。

タンスでは無くクリアボックスなどの衣装ケースに法被を収納しておく場合、日光の当たる場所や日頃から蛍光灯の灯りに照らされるような場所においておくと、出した時に色褪せていたというようなことが意外と少なくありません。

法被は基本的に染物なので光に弱く、太陽の光はもちろん蛍光灯の灯りに晒され続けることでも色が褪せてしまうのです。

特に濃い色の法被は顕著に色褪せが現れやすく、非常にカッコ悪いことになってしまうので注意が必要です。

折りたたんだ部分が線を引いたように褪せてしまうということは特に多いですから、後悔の無いよう暗い場所に保管するのを忘れないでください。

股引きや腹掛けとセットで収納しておこう

年に一回しか利用しないということも多い法被については、股引きや腹掛けなど他のお祭りアイテムと一緒に収納をしておくことをおすすめします。

お祭り用に全身コーディネートをするとなると、足袋から鉢巻まで法被以外にも様々なアイテムが必要になりますが、これらを着るもの、小物などでわけて収納する、といざ必要となった時にどこにしまったのかわからなくなってしまうということがよくあるのです。

お祭り用の全身コーディネートとなると十点近いアイテムになるのも珍しくありませんから、何か一つ見つからないというようなことが起きないよう、一まとめにして保管をしておくのがおすすめです。

トランクルームに預けてしまうのもおすすめ

いざお祭りとなった場合に慌てることなく利用できるよう法被を収納しておくのであれば、トランクルームに預けてしまうのもおすすめです。

トランクルームは段ボール一個から預かってもらうことができ、必要な時に預け必要な時に送り返してもらえるため大変便利です。

お祭りアイテムを全部まとめて箱詰めしておけば何か一つ無くしてしまうということもありません。

トランクルームは空調が効いているためカビなどの心配も不要です。

自宅に収納、保管しておくと何かと邪魔になったり保管の仕方を誤ってしまいがちですので、割り切ってトランクルームに預けてしまうのはとても賢い方法と言えるでしょう。

月々数百円とリーズナブルな価格で利用できるトランクルームも多いですから、上手に利用していってください。

基本的に宅配便での利用となるため、身近な場所にトランクルームがあるかという点は関係無く誰でも気軽に活用していけます。

正しい収納の仕方を理解していればフルオーダーの法被も怖くない

法被を保管する際には意外と気を付けなければいけないことが多いです。

汗じみ、色褪せ、虫、カビ、シワなど様々なことに気を遣わないと、いざお祭りやイベントで着るとなった際に困ってしまいます。

しかし注意しなければならない点をきちんと心得て対策をしておけば、こだわりの法被もいつでも万全の状態で着用できるため、良い法被を購入しようか検討している人でも何も怖くありません。

法被は既製品はもちろんのことフルオーダーで自分だけのオリジナルアイテムを注文することも可能です。

特別なデザインや名前入りの粋な法被はお祭りやイベントで他の人と差をつけるのにもってこいですから、みんなと違うものを羽織りたいという人はぜひフルオーダーで立派な法被を作ってみてください。

専門店をはじめネットからでも簡単にデザイン、注文ができますから、催しを盛り上げる最高のアイテムを自作してみましょう。

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